あれから1年

ドーモ、ミホです。

昨晩の私はどうやら睡眠薬をODしていたようで、今日の午前中などの記憶も曖昧でした。ODしても眠れない中なぜブログを開設したのか疑問ですが多分文が書きたかったのですね。昨晩の私の意思を汲んで頑張って続けたいと思います。でもODはそろそろやめないとね。

 

自己紹介と称しうつ病のきっかけだけ書き昨晩は飽きてしまったようです、本当に続くのかこのブログ。

去年の6月から大学に行かなくなり、もう1年以上経ってしまいました。あれから私は院への進学を諦め、2014年度は休養することに専念しました。2015年3月から2015年度卒の新卒就活が始まるので、それまでゆっくりしようと。本当にゆっくりしていました。週に1回の塾講師のバイトだけはなんとか続け、他は一日中寝ていることもあれば、ニコニコ動画を見たり、本やマンガを読んだり。家から出ていくことはバイトと通院以外ほとんど無かったです。

もちろん焦りました。周りの友だちは順調に卒業、就職進学しているのに何故私だけ立ち止まっているのかと。行けなくなった研究室の同期は皆私以外ちゃんと実験して成果を出しているのに何故私だけ家で寝てばかりの生活をしているのかと。Twitterで大学の友だちの活躍を見るたびに心が荒み、やがて見るのをやめて親しい友だちとも連絡をとらなくなりました。私の事情を知っているのは一握りの友だちだけで、他の子には学科などが違うことを利用して順調に研究している振りをしていました。

 

自分が情けなかったのです。周りは立派に行動しているのに、一人立ち止まっている私を知られたくなかったのです。3年生までは単位を落としたこともなかった、今まで20年ほど順調に人生を歩んできたのに、こんなことで脱落してしまうのかととても悔しかったです。休んだばかりの私は本当に人生が詰んでしまった気分でした。研究もせず就活もせず、例え1年留年して卒業したところで大学で躓いた私を拾ってくれる企業なんてあるわけない、恋人など無論いないので縋ることも出来ない、このまま親が死ぬまで脛をかじり続けるのかとどん底の気分でした。

 

それでも周りは暖かったです。家族は誰も責めず、大学側も違う教授を介して2015年度から研究室を変えてくれました。友だちに打ち明けるときは怖かったですが理解してくれました。私の視野が狭いだけで、周りはちゃんと病気のことを理解してくれていて、偏見も持たずに接してくれました。気分がいいときは遊んだりして、「全然前と変わらないよ」と親友に言われ驚いたことを覚えています。今思えば家で一人塞ぎこんでいるより外に出て遊んでいる方が良かったのかも。

そうこうしてるうちに今年の3月になり、快方に向かっていた私は就活を始めました。こんな私なんて、と僻んでいましたが外から見える病気ではないので、デパスやリーゼの力を借りて5月くらいまでは就活を頑張っていたような気がします。なんと内定もいただきました。(当時調子に乗っていた私は断ってしまいましたが)

しかしあるとき面接で、留年の理由と今まで一番挫折したことを聞かれました。留年の理由はちゃんとそれっぽい答えを用意していましたし、挫折の経験や克服を聞かれることも珍しいことではありません。でもそのとき私はなぜか本当のことをしゃべってしまいました。

 

今が一番の挫折です、と。自分はうつ病です、と言ってしまいました。部長クラスの社員さんと面接なのですが、一番端にいた人事部の若い方が天を仰ぐのを目の端に捕えました。瞬間私は言ってしまったことに気づき、慌ててフォローの言葉を続けましたが人事部の方は曇った表情のまま、他の部長さんたちは顔色変えずに面接が終わりました。

志望度が高かった企業なのですが、もちろんお祈りされました。自分の馬鹿さ加減に呆れて悔しくて、元気になったつもりだったのにまた崩れ落ちてしまいました。

どんな企業も元から精神疾患がある社員なんて雇いたくない。それはもちろんわかります、誰だってそう考えます。だけど、精神疾患がある側に回るとそれはとてもひどい仕打ちに思えてくるのです。私個人を見ずにうつ病というレッテルだけで企業は落とします。言わなければわからないことですが、健康診断書などでバレたらおしまいだ、入っても保険を使うときにうつ病の薬を飲んでいるとばれてしまう。どうせ雇ってくれるところなんてない。またもやどん底に落とされた気分で就活からどんどん遠のいてしまいました。

 

自分で自分の首を絞めていますね。たった一回の失敗なのに病気というレッテルがこんなにも重い物と知らずに就活した結果が今です。今はすっかり1年前の生活と元通りです。家から出ずニート生活をしています。そしてそんな自分に嫌気が差してODしたり親に迷惑をかけています。本当に馬鹿です。書いていて改めて思います。結局私は世間知らずの甘ちゃんで、一回こけただけでぴいぴい引きこもっている子どもです。

もう自分で自分を変えなければいけません。前からそうだったのです。いくら周りが支えてくれようと励ましてくれようと否定してきたのは他でもない私自身です。自分で自分を認めない限り進めない、文にしてようやく何か掴んだような気がします。

歯切れが悪く申し訳ありませんがここまでにします。そろそろ行動するときが来たようです。